早産や低出生体重児で産まれた赤ちゃんを今、NICUやGCUに預けている人の多くは不安で押し潰されているのではないでしょうか?
私も28週で破水して2日後に緊急帝王切開で出産した940gの我が子を産む前も出産後も、とにかく不安で不安で、どうしようもない気持ちになっていました。
私が実践した不安な気持ちを整理する方法をご紹介しますので、そんな今の気持ちを整理するために、ぜひ1度深呼吸をして欲しいです。
強いママである必要はない?泣いてもいいんです!
あなたが憧れる・理想とするママはどんなママですか?
- いつも笑顔で迎え入れてくれる
- 支えてくれる心強い人
- 家族のために頑張れる
- 常にオシャレに気を使える人
などなど…
きっと理想や憧れは個人によって違うのでどんなママを想像するかも異なると思います。
それでも、どこかにママになったのだから泣いてばかりは居られない!なんて思っていませんか?
そんなのただの理想です。ママが泣いてはいけないなんて誰も思っていません。
28週で破水して急遽、病院に入院したその日から私は泣いてばかりでした。
ママだから泣かない!ママになるのだから…と言う理想や憧れはもちろん、3人目の経産婦でも初産の時にも、頭や心のどこかしらにあったと思います。
泣いていても時間は過ぎるもの!
通常の出産時には陣痛が始まったり、お産が始まりそうだから入院するものです。
破水や切迫早産で入院したことのある人にしか、残念ながらその時の不安は分からないのが現状。
すでに2人の子どもを出産して元気に大きくなっていった私たかも(@TAKAMO_mama)も、3人目の子が28週で破水するまで入院というものを知らずに過ごしていました。
子ども達のことや主人のこと、お腹の中のベビーのこと…。
とにかく不安な気持ちばかりが大きくなって「大丈夫かな…」「どうなっちゃうんだろう…」とマイナスな気持ちが膨らんでいきますが、それを解消するのは正直言って難しい。
自分の気持ちの整理の仕方や性格が違うように、誰かの真似をしても解消しないことも。
それでも時間は過ぎて行きます。
赤ちゃんはNICUで頑張って生きようとしています。
なら、今できることをママも精一杯やるしかないのです。
泣いてでも、悲しくて悔しくて不安でも、とにかく搾乳をして少しでも赤ちゃんのために親として今できることをしてあげましょう。
実の母親に言われた救われた一言
破水して帝王切開をするまでに2日ありました。
夏休みだったこともあり、急遽その間は長女と次女を実の親にお願いしました。
毎日2人を連れてお見舞いに来てくれて、その顔を見るたびに安心と不安が交互にくる不安定な状態で、帰っていくたびに涙がこぼれました。
帝王切開の日が決まり、母に伝えたその帰り際。
「生きる気があるから産まれるんだよ?どんな障害があっても、何が起きても、私ら(母と父)は受け入れる準備できてるから!頑張ってきな♪」
そう言って帰った後に、私の中にあった胸にあるシコリが少しだけ消えていくような気がしました。
早産は誰のせいでもない!だけど自分を責め過ぎないで
以前、Twitterの発信で「生きる気持ちがあるから早く産まれるんだから決してママのせいじゃない」とツイートしたら「赤ちゃんのせいにしないで下さい」と言われたことがあります。
早産は誰のせいでもありません!
ママのせいでも、赤ちゃんのせいでもありません。
切迫早産で入院している人や私のように突然の破水した場合、赤ちゃんが危険な状態になっていることは確かです。
それでも、少しでも長くお腹の中にいられるように…赤ちゃんの臓器が少しでも正常な状態に近づけるように…先生達があらゆる手をつくし、ママと赤ちゃんを守るために処置を行っています。
正直、早産で産んでしまったママの中に「赤ちゃんのせい」と思った人は1人もいないでしょう。逆に”「自分のせい」or「ママのせい」でごめんね…”と思う人が100%だと思います。
もちろん私も自分を責めたし、十月十日お腹の中で成長させてあげられなくて、ダメなママでごめんね…と思っていました。
不安な気持ちがあるのは確かですが、少しでもストレスが今より小さくなるなら、そんな考えでも良いんだと思ってもらえることが1番です。
破水したからと言って羊水を戻すことはできないし、出産予定日まで待っていたら確実に赤ちゃんの命に危険が及んでしまいます。
1分でも1秒でもお腹の中で少しでも大きくしてあげられるように、ママの気持ちが悪い方向に向かなければ良いんです。
まとめ
NICUやGCUに行くことが決まったママにとって、不安や恐怖は残念ながら他の人には中々分からないかもしれません。
それでも私たかも(@TAKAMO_mama)も不安定な気持ちと正常時を繰り返しながら退院時を迎え、のんびりですが3児のママとして現在もなんとかやっています。
誰かに分かった貰えなくても、聞いてもらえるだけで少しだけ気持ちが軽くなることだってありますよね?
でも誰に話していいか分からないなんて時は、気軽にTwitterやインスタグラムなどのDMをしてくれて大丈夫です!
ベビーが退院してくるその日までに笑顔が増えたママになれるように私も陰ながら応援しています。
無理をし過ぎずに、あなたらしく♪