妊娠

低体重児・未熟児のお食い初め!いつやる?

低出生体重児のお食い初め

940gで産まれた3女。

7月生まれですが、退院したのは予定日近くの10月。

退院した時、すでに76日が経過…。

あれ?お宮参りやお食い初め、どうするべき?

低出生体重児や未熟児のお子さんをお持ちの方は、まず最初にぶつかる疑問ですね。

私が実践したNICU卒業の子どもが産まれて行うお祝い行事についてお伝えします。

もちろん、お祝い行事なので地域や家庭によって様々ですが、悩んだ方が「これでもいいのね♪」と思って頂けたら嬉しいです。

そもそもお食い初めって何?やらないとダメ?

低出生体重児のお食い初め

赤ちゃんが食べ物に困らないように祈願する行事です。生後100日目におこなうことが一般的ですが、地域によって違う場合もあります。

元々、この「100日」という区切りは実はかつて乳児死亡率が高かったはるか昔の時代から「ここまで育てばある程度は安心」と考えられていた名残なのではないか、とも言われています。

お食い初めの別の呼び方

「百日祝い(ももかいわい)」

-祝う時期が生後100日前後であることから

「真魚初め(まなはじめ)」

-初めて魚を食べさせることから

「箸揃え(はしぞろえ)」「箸祝い(はしいわい)」「お箸初め(おはしはじめ)」

-初めて箸を使うことから

「歯固め(はがため)」

ー乳歯が生え始める時期に、丈夫な歯になるようにと言う願いを込めて

低出生体重児・未熟児のお食い初めっていつやるべき?

我が子は、退院した時点ですでに76日が経過していました。

もちろん首もすわる事もなく、退院時の体重は2600gと産まれたばかりの赤ちゃんと同じくらいでした。

悩んだ結果、我が家は退院から100日を目安にお食い初めをやりました!

決して絶対にやらなければいけない!と言うものではありません。

出生届の提出と違い、やらなくても問題はありません。

ですが、大きくなる時期と違い赤ちゃんは変化の毎日です。

今!この時は、その時だけです!!

形はどうあれ、後で後悔するよりもやってあげる事で、ここまで育ってくれたことに感謝することが出来るので生後100~120日の間でやってあげるのがベストです(^^)

お食い初めメニューの意味は?何を用意する?

低出生体重児のお食い初め

料理だけでなく、食器にも意味があるのは古来からの儀式らしい。

完璧に用意する必要はないけれど、最低限の準備はしたいもの。

食器

できるだけ塗りの器とお膳を用意しましょう。

男の子は朱塗り、女の子は外が黒塗りで内が朱塗りが本来。

たった1回に高額な物は中々勇気が出ないは、レンタルを利用するのも◎

個室や座敷をちゃんと用意してくれる飲食店も多くなったので、我が家は初めて”かに料理甲羅”さんにお願いしました。

スプーンではなく、祝い箸を利用するのが一般的。

折れにくい「白木の丸箸」「柳箸」を使うのが良いです。

”かに料理甲羅”さんでは、お箸をプレゼントしてくれました。 

メニュー

鯛の焼き物

ーもとは神饌(しんせん)という神様に供えるもの

赤飯

ー赤は魔除けの色、凶を返して吉にするとの縁起直し

蛤の吸い物

ー蛤は元々の組み合わせ以外の貝殻とはぴったりと合わないことから、良い伴侶にめぐり逢えるように。また、吸う力が強くなるように

歯固めの小石・梅干し

ー小石は石のように丈夫な歯が生えますように

ー梅干しはシワいっぱいになるまで長生きできるように

副菜

ー煮物・タコや紅白なます

今回の副菜は、

ずわい蟹とかに味噌の共和え

ー良い友に恵まれますように

海老と里芋の煮物

ー海老は腰が曲がるくらい長生きできるように

ー里芋は小芋がたくさん付くことから、子宝を願うもの

最近は、お店やデリバリーでもお食い初めのイベントをやってくれるので、わざわざ用意しなくてもいいのが助かりますね。

長女の時は、あまりお店もなかったので自宅で行いました。

自宅で手作りしたい時はどうすればいい?

低出生体重児のお食い初め

お食い初めのメニューは昔ながらの「一汁三菜」が基本。

汁物1品、料理3品、主食を用意すれば大丈夫。

主菜ー尾頭付きの焼鯛

副菜ー煮物

副菜ー香の物(紅白なます、タコ、梅干しなど)

主食ー赤飯(ご飯、餅、栗ごはんなどでも大丈夫)

椀物ー吸い物(蛤や鯛の吸い物)

スーパーなどで簡単に用意が出来ないのは、尾頭付きの焼鯛くらいでしょうか。

これだけは事前にスーパーなどで用意ができるかどうか確認が入りますね。

尾頭付きなので、自宅で焼くのが大変な方はネットショッピングがおすすめ。

(長女も次女もネットショッピングにお世話になりました!今よりもサイズは小ぶりで値段も高かった記憶が・・・。時代の進歩、万歳!笑)

通販やレンタルを上手に活用するのが1番です!

まだまだ、お母さん1人で全部の用意をするのは大変です。

お爺ちゃんお婆ちゃんに助けてもらうも良し、お店を利用するも良し、通販やネットショッピングを利用するのも良しです(^^)